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電話やメールでの問い合わせへの対応、顧客のデータベース化とその活用など、ホームページの作成からその裏の、インステム開発、企業体制まで含めて顧客満足度を高めることへの関心が高まっている。口コミの効果は絶大友達から、「あそこのサイトはおもしろかったとか、「あのウェブショップで購入した商品がよかった」などというメ一ルが来て、しかもそのメールにサイトのURLが記されていれば、思わずそこをクリックし、そのサイトを訪れるにちがいない。また、興味のある分野、たとえばワインについてのメールマガジンをとっている場合、記事のなかに「珍しいイタリアワインが入荷した」などと記されていれば、そこに記されたUR1をクリックすることだろう。
メールマガジンというのは、個人のメールに届くネット上の雑誌のことだ。
その多くは、どんなパソコンでも見られるように、テキスト(文字だけ)でつくられている。
インターネットは、口コミや評判が非常に大きな影響を及ぼす世界だ。
なかでも、その道の「通(つう)」といわれる人の情報は最も影響力が大きい。
だから、業界で「通しといわれている人が発行するメールマガジンに話題として取り上げられた場合の効果は絶大だ。
通のマガジンほどの効果は期待できないが、次善の策として、ショップ自らがメールマガジンを作成し、配信サービスサイトに登録しておく方法がある。
配信サービスのサイトでは、メールマガジンは、ジャンルごとに分類されていて、バックナンバーも見られる。
だから、たまたま配信サービスのサイトを訪れた人が、そのショップのつくったメールマガジンの配信を希望し、さらに店の新しいお客となってくれる可能性もある。
日本には大量のメールマガジンがあるが、メールマガジンがこれだけ多く刊行されているのは、日本だけらしい。
企業が発行している有料のものもあるが、ほとんどは、個人がボランティア的に発行している。
アメリカでは、個人がホームページをつくって情報発信することが多いが、日本では、メールマガジンが先に発展したり日本の過信コストは高いので、個人でホームページをつくってもなかなか見に来てくれない。
だから、メールマガジンが発達したのだという見方もある。
いずれにせよ、個人にとって、使う頻度が最も高-、インターネットを立ち上げて真っ先にチェックするのはメールである。
だから、メール画面に欲しい情報が満載されたマガジンが届くというのは利便性が高い。日本でメールマガジンが発達したのは、無料でメールマガジンを配信するサービスが誕生したおかげである。このサービスを最初に始めたのは、京都のまぐまぐで、「まぐまぐ」というサービスを提供している。
二〇〇〇年七月現在、読者登録数は約二一〇〇方人。
市場シェアの一六%を占める。
希望者には、同社発行の新着情報メ一ルマガジン「ウィークリーまぐまぐ」が配信される「ウィークリーまぐまぐ」は、読者登録者の一割強に当たる二六五万人に配信されている=まぐまぐの収入源は、基本的にこのマガジンへの広告収入による。配信サービス主な配信サービス九社が扱うメールマガジンの総数は三万人強、読者登録総数は約三〇〇〇万人にのぼる。
ほかにも自動車、メ一ルマガジンは、非常に効果が高い。
カテゴリ別に見ると、交流を求めるものが最も多バイク、美術館、写真、映画、タレント、グルメ、料理、ゲーム、占い、美容、園芸など、あらゆるジャンルのマガジンが発行されている。
新しい顧客の開拓だけでなく、1度訪れたお客を固定客にするうえでも一度ショップに訪れた顧客にメールマガジンを配信する場合にも、この配信サービスを利用することか可能である。
欲しい情報を選んで登録すれば、メ一ルマガジンが送られてくる仕組みだ。」お店からの情報コミュニティ機能でウェブショップを盛り上げるウェブショップが成功する秘訣の一つは、同じような趣味や好みをもつ人々が集まるコミュニティに立地することだ。
逆に、ウェブショップをつくったものの、なかなか盛り上がらないときに、コミュニティ機能をもたせると、固定客づくりやサイトの活性化に大いに役立つ。
しかし、自らコミュニティ機能を追加するとなると、システム開発にコストがかかるし、運営に手間がかかるかもしれないなどの不安がよぎる。
ガイアックスは、こうした不安を解決し、簡単にコミュニティ機能を追加できるサービスを提供している。
ガイアックス自主的に書き込みが始まればしめたもの同社のサービスでは、各サイトが自分のサイト内にそれぞれ独自のコミュニティを開設する。
しかし、それらのコミュニティはガイアックスのサーバーで集約的に管理される仕組みになっている。
このシステムの利用は無料だが、各コミュニティにはさまざまな広告が掲載される。
この広告料がガイアックスの収入源となっている。
ガイアックスが提供するコミュニティでは、だれでも自分専用のホームページをもつことができるユーザーには、掲示板」日記帳、カレンダー、アクセスログ分析といったツールか提供される。
コミュニティには、掲示板型のものもあるが、社長の上田さんにいわせると、掲示板をつくって、「さあ何でも自由に書いて下さい」といってもなかなか発言しに-い。
ところが、ホームページ型だと、自己紹介など、何かしら書き始めるものだという。
自主的に書き込みが始まればしめたもので、次にはそれを見て、気の合う人が集まってくる。
たとえば、パン粉メーカーのサイトにコミュニティをつくり、パン好きな人1000人がホームページをもち、それぞれに10人のファンがつけば、一万人がパン粉メーカーのサイトを訪れることになる。こうしてサイト全体のグラフィックが増え、また定着率も高まる。
「サイトの活性化」が共通の目的サイトを運営している企業から見れば、盛り上がっているコミュニティは欲しいが、盛り上がらないコミュニティならもつ必要がない。
ガイアックスは、システムメンテナンスやユーザーからの問い合わせへの対応、不適切な書き込みチェックなどコミュニティの運用を石-のはもちろん、「サイトを活性化させる」というニーズに応えることを実は最も重要な任務と考えている。アクセス数などの指標をチェックし、元気のないコミュニティには、活性化のためのアドバイスを行う。たとえばパン粉メーカーのサイトであれば、パン粉を使った料理方法を提供したり、アンケートに答えたらプレゼン-がもらえるなどの企画を必要なタイ-ングで実施する。
コミュニティが盛り上かれば、サイトを運営している企業には、会員数が増える、全員が定着する、口コミでいもづる式に会員が増えるというメリットがある。
そうなれば、ガイアックスの広告収入が増える。
サイト運営企業とガイアックス両者の利害が一致した関係なので、互いに協力し合うことが可能となっている。
契約している企業は、懸賞情報サイトを運営するチャンス、インターネットを活用したマーケティングリサーチ会社ジービーネクサイトなど約八〇社にのぼる。そのうちの一社のラクーンは、企業が過剰在庫を売買するための「オンライン激安問屋」というサイトを運営している。
同社は、業務の効率化と今後の戦略を考え、九八年からすべての業務をインタ一ネッそのため、会員獲得手段の1つとしてガイアックスのサービスを導入し、「クラブエフクーン」というコミュニティを開設した。
コミュニティ開設一カ月で会員数が四〇%も増加し、それにつれて売上高も増えはじめた。会員定着化にも効果があり、新規会員数も順調に推移している。
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